概要
妊娠週数に応じた胎児をSP(Simulated Patient)に装着することにより、妊婦健康診査の場面を自由に設定することができます。
助産診断技術の習得に役立ち、模擬妊婦とコミュニケーションをすることで、高い学習効果が得られます。
胎児、胎盤の大きさ、胎位、胎向、触診時の感触をリアルに再現しており、出産準備教育などにも活用できます。
監修
日本赤十字社助産師学校
特長
助産診断に必要な助産技術の演習ができます。
妊娠数週(20週、32週、40週)に応じた胎児モデルをSPに装着することにより、模擬妊婦を設定できます。
腹部触診の際にガイドとなる、児背、児頭、肩峰(上腕骨頭)および殿部、大転子の触診ができます。
模擬羊水により、腹部触診時のリアルな感触を得ることができます。
エプロンに付属している簡易乳房を用い、乳房ケアの演習ができます。
エプロン下部から胎児腹部に、市販のイヤフォンを通し、胎児心音の聴診の演習ができます。(イヤフォン、音楽プレイヤーが別途必要です)
触診時のガイドとなる部分 模擬羊水
構成
妊婦外診モデル MC-002
エプロン |
MC-002AP |
胎盤付き胎児A(20週) |
MC-002F5 |
胎盤付き胎児B(32週) |
MC-002F8 |
胎盤付き胎児C(40週) |
MC-002F10 |
模擬羊水A(20週用) |
MC-002AF5 |
模擬羊水B(32、40週用) |
MC-002AF10 |
補填用羊水 |
MC-002AD |
妊婦外診モデル40週セット MC-002W40
エプロン |
MC-002AP |
胎盤付き胎児C(40週) |
MC-002F10 |
模擬羊水B(32、40週用) |
MC-002AF10 |
補填用模擬羊水 |
MC-002AD |
仕様
エプロン
材質:綿100% 胸部:ポリエステル100% 乳房部分はウレタンフォームを使用
模擬羊水
寸法:(A))約24x20cm (B)約31x28cm
重量:(A))約480g (B)約1760g
胎児
寸法:(A)約33cm (B)約45cm (C)約50cm
重量:(A)約460g (B)約1150g (C)約1520g
40週児装着時の重量は約4Kg
よりよい製品をご提供するため、製品仕様は予告無く変更される場合があります。
日本製
注意
本製品は装着する人の体型により、実際の妊娠週数に応じた子宮底や腹囲に誤差が生じます。
妊婦外診モデルの紹介映像
胎盤付き胎児
40週 32週 20週
胎盤付き胎児モデルのセッティング(32週胎児、40週胎児)
エプロンの腹部カバーを外し、胎児を置きます。
第一頭位、第二頭位、骨盤位と、自由にセッティングできます。
胎盤の位置、補填用模擬羊水の位置、手足の位置(補填用模擬羊水の上、下など)を変えることで、触診時の感触を変えることが可能です。
模擬羊水を胎児に被せます。
模擬羊水には「↑」の印字があります。矢印側に模擬羊水が厚くなっています。32週胎児をセッティングする際は、矢印を胸側に、40週胎児をセッティングする際は、矢印側を恥骨側に被せます。
腹部カバーを取り付けます。
ファスナーで模擬羊水を傷つけないように、腹部カバーを取り付けます。
ファスナーを閉めます。
ファスナーでもぎ羊水を傷つけないように、腹部カバーを取り付けます。
腹部カバーは消耗品です。毛玉等が目立ちましたら、新品と交換して下さい。
胎盤付き胎児モデルのセッティング(20週胎児)
20週胎児はエプロン裏からセットします。
20週胎児と模擬羊水はエプロン裏のファスナーを開け、セッティングします。(写真はベロクロですが、本製品はファスナーです)
20週胎児を入れた状態。
32週胎児、40週胎児を置いた部分が20週胎児セッティング時の腹壁となります。
イヤフォンのセッティング
羊水量の可変
模擬羊水を使用して、羊水量を可変できます。
模擬羊水(A)、(B)、また補填用模擬羊水(写真中央)を使用し、羊水量を可変することができます。
胎児心音
胎児心音は専用のURLよりご登録をいただき、ダウンロードできます(別途パスワードが必要です)。
音楽プレーヤー等にコピーしてお使い下さい。
胎児心音は80bpmから160bpmで、10bpm刻みで各トラックに収めています。各トラックの長さは3分です。
トラック1:80bpm |
トラック2:90bpm |
トラック3:100bpm |
トラック4:110bpm |
トラック5:120bpm |
トラック6:130bpm |
トラック7:140bpm |
トラック8:150bpm |
トラック9:160bpm |
*本製品にはイヤフォン、音楽プレーヤーは付属していません。別途ご用意下さい。