概要
布を用いた胎児回旋モデルは、軽く、手のひらサイズでありながら、骨盤の恥骨結合や坐骨棘を再現しています。児頭には骨縫合を有し、平面図では理解しづらい分娩機転を、三次元で自由に再現できます。講義や自己学習に活用することで、回旋異常などの理解を深めることができます。
程よい真実性と温かみを感じるモデルは、助産師教育から出産準備教育まで幅広くご使用いただけます。
開発協力
日本赤十字社助産師学校
特長
分娩機転の自己学習に最適なモデルです。
ミニサイズの骨盤、胎児肢体は布製で、軽く持ち運びに適しています。
大泉門、小泉門、矢状縫合を有した児頭は、骨盤にフィットし、分娩機転の経過に伴う児頭と骨盤の関係を確認できます。
布製の骨盤は恥骨結合、坐骨棘を再現しています。
収納用の巾着袋は子宮に見立て、子宮口開大の過程について学ぶことが可能です。
助産師教育のみならず、出産準備教育においてもご使用いただけます。
構成・仕様
MC-007 1組
1組の構成 |
仕様 |
胎児 1体 |
身長約24cm、頭囲約20.5cm、重さ約90g |
布製骨盤 1個 |
産科的結合線約6cm、入口横径約6.5cm、重さ約22g |
収納用袋 1枚 |
口径(開口寸法)36cm、奥行き(深さ)20cm |
注意
胎児の腕、脚は、骨盤通過の際の摩擦による破損を防ぐため、ホックで取り付け、また外れやすい構造に工夫してあります。無くさないよう注意して下さい。
胎児を娩出させることは可能ですが、布製骨盤の変形の恐れがあります。